2022年12月16日、企業における法治を更に推し進め、コンプライアンス研修を強化することを目的に、君澤君上海分所王正洋弁護士チームは中国石油昆崙ガス有限公司浙江分公司の要請に応じ、一日限りのオンライン法律コンプライアンス研修を実施しました。昆崙ガス浙江分公司、各プロジェクト公司責任者及び契約コンプライアンス管理等の関連職員合計50名以上が今回のオンライン法律コンプライアンス研修に参加しました。

今回のオンライン法律コンプライアンス研修は、君澤君シニアパートナー王正洋弁護士及びそのチームパートナー孫徳安弁護士、徐培恩弁護士が共同して行いました。今回の研修では「独占禁止法」の改訂内容解読及びガス業界の独占禁止コンプライアンス、コーポレートガバナンスと投資・M&A、建設工程契約における司法解釈及び実務解読を行いました。王正洋弁護士は、企業の視点からガス業界の独占禁止法執行現状と特徴を詳しく分析し、実務における事案を交えながら、参加者たちが最新法律規定をさらに認識し、独占禁止コンプライアンスを理解・習得できるようにしました。孫徳安弁護士は、「公司法」「企業国有資産法」などの関連法律規定や政策から、コーポレートガバナンスと投資・M&Aについての留意すべき事項について詳しく紹介し、資本運営及びコーポレートガバナンスに向けたコンプライアンスの方向性を示しました。徐培恩弁護士は、実務経験とガス企業の特性を合わせ、内部コンプライアンス、証拠収集及びリスク防止等の側面から建設工程契約の締結・履行について実情に即した意見を提出し、実務中に起こり得る法律リスクに対しての重要な示唆を与えてくれました。

今回の研修については参加者から「研修内容が生き生きとしており、形式も斬新でわかりやすく、企業コンプライアンスリスク管理者の学習と実践との結合に資するものであり、リスク予防と権益保護の目的を達成することができる」との一致した評価がありました。

君澤君弁護士事務所は、設立から約30年の歴史を持つ国内の総合的弁護士事務所として、長年にわたって中国石油天然ガス股份有限公司、中国石油昆崙ガス有限公司、中国石油化工股份有限公司、国家石油天然ガスパイプライン集団有限公司等の石油天然ガス領域の企業にサービスを提供してきており、クライアントからの好評を得ています。君澤君は今後も国内外のクライアントに向けて質の高いリーガルサービスを持続的に提供し、企業の発展をエスコートしていきたいと考えています。